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高麗人参は、死因トップ3にいたる源流の生活習慣病に効く

高麗人参
長寿であるために、やるべきことは生活習慣病にならないようにすることです。生活習慣病とは、高血圧症、高脂血症、糖尿病などの症状をいいます。そのままにしておくと将来、ガン、心疾患、脳血管疾患など死に直結する病気を発症します。

生活習慣病は、かつて成人病と呼ばれていました。加齢とともに発症率が増加するためにそう呼ばれていました。しかし、加齢が主たる原因ではなく、生活習慣すなわち、食事、運動、喫煙、飲酒などの生活習慣が原因で発症していく病気であることがわかりました。

生活習慣病は、スエーデンでは裕福病という

ちなみに生活習慣病という呼び方は、聖路加国際病院の日野原重明先生や共立女子大学の川久保清先生が名づけの親のようです。日野原先生は御年103歳で現役。正しい生活習慣が長寿の秘訣であることを自らの実践で証明されているようなもので、ぜひ見習いたいものです。

海外において生活習慣にかかわる疾病は、米国では「chronic disease(慢性疾患)」、英国においては「life-style related disease(生活様式関連病)」、フランスにおいては「maladie de comportement(生活習慣病)」といわれています。

また、ドイツにおいては、「Zivilisationskrankheit(文明病)」、スウェーデンにおいては、「valfardssjukdomar(裕福病)」といいます。日本でも生活習慣病を贅沢病といっていた時期がありました。中国では太って出張った腹は「富の象徴」のようですが、近い将来どのように呼ばれるか興味のあるところです。

このように、美味しい食べ物をたらふく食べて、肉体労働もせず寝て過ごす、いわゆる食っちゃ寝の生活が生活習慣病の原因であることは間違いありません。

生活習慣病は自己責任

生活習慣病は、伝染病のように個人の注意だけでは防げないものではなく、個人の努力で防ぐことができるものです。生活習慣といっても貧しくて十分な栄養が摂れないような食習慣で体調を崩すのではなく、贅沢病といわれる食習慣から罹る病気ですので、病気になったのは本人の責任の部分が大きいと思います。

麻生副首相は以前「生活習慣を改善しない人のために医療費を負担するのはかなわない」という発言がありました。これには賛否両論ありますが、将来生活習慣によって医療費負担のあり方が変わるかもしれませんね。

生活習慣を変えれない人は、まずは高麗人参を飲む習慣を

といってもなかなか変えることができないのが習慣です。茹でカエルと同じように、漸次的な変化に鈍感な人間の習性か、はたまた単なる怠惰か、いずれにしても生活習慣はなかなか変えることはできません。

そのままにしていると目に見えない症状が進み、ついには心疾患や脳血管疾患などで命を落とすことになることが分かっていても変えれない。そんな方に、まずは高麗人参を飲むことを習慣にすることをオススメします。

生活習慣病は漢方でいう「未病」

生活習慣病という状態は、漢方でいう「未病」にあたります。病気を発症させてしまうのか、病気になるのを食い止めて健康な状態に戻すのかを決めるターニングポイントです。

西洋医学では病気を発症してからの治療となりますが、東洋医学にはこの「未病」という概念があり、病気が発症する前に処置を行い防ぐことに重きを置いています。生活習慣病の治療には漢方の考え方が合っています。

生活習慣病のおもな症状は、高血圧症、高脂血症、糖尿病などですが、これらに高麗人参がどのように働くか今後解説していきたいと思います。高麗人参は特定の症状を改善するだけではなく、高麗人参に含まれている成分が、相乗効果を発揮し身体全体を健康にしていく作用があります。

将来の医療費に先行投資するつもりで、高麗人参を飲み続けましょう。
そして、強い意志を以てタバコは止め、お酒はほどほどに、食事、運動、休養に気を付けるのは言うまでもありません。