文字サイズ

  • 標準
  • 拡大

高麗人参は24時間休まず働く心臓を強くし、心疾患を防ぐ!

狭心症や心筋梗塞などの心疾患は、悪性新生物(ガン)に次いで、日本人の死亡原因の第二位で、15%にも及びます。心臓は全身の隅々まで血液を送り出すポンプです。成人では安静時に、1分間に約5リットルの血液が心臓から送り出されています。1日では7,200リットル、ビール大瓶に換算すると11,000本にもなります。これは安静時の場合ですので、実際はもっと多くなります。心臓はこのような過激な労働を一瞬の休みもなく一生働き続けています。生命の根源であるといえます。

心臓の心拍数や心房の収縮などの調整は自律神経によって行われています。興奮したり驚いたときに心臓がドキドキするのは大脳が自律神経に影響しているためで、自分の意思で心臓を思い通りにコントロールすることはできません。このように精神状態は心臓に大きな影響、負担を与えます。

また、末梢の血行が悪くなったり、血管の弾力性が失われたり、コレステロールなどが溜まると心臓に負担がかかります。心臓に栄養や酸素を送る冠動脈がつまったり、狭くなりますと、心筋梗塞や狭心症を起こします。
心疾患も加齢とともに心臓に負担がかかり、発症リスクが高まる病といえます。

高麗人参は心臓を丈夫にする!

漢方では、古くから高麗人参は「強心補血」となっています。長年の経験的効果から得られた効能ですが、現代医学でも人参には直接心臓の機能を高める作用があることが認められています。
薬草の強心剤としてはジキタリスが、紀元前から用いられよく知られています。強心作用とは心臓の収縮力を高める作用ですが、ジキタリスの効能は、非常に強力であるため、使用方法をあやまると大変危険であり、素人が取り扱いにくい薬です。
一方、高麗人参は単に心筋の収縮力を高めるだけでなく、全身に作用して心臓を痛める原因すべてに好影響を与えるので、心臓病の予防、治療に非常に効果的です。
心臓への直接的な効果は、ジキタリスに比べてはるかに弱いですが、服用量が多すぎても副作用がなく、安心して長期服用ができます。

高麗人参は心臓の負担を軽くする!

・末梢の血行を促進し、心臓の負担を軽減する。
・血管の弾力性を保ち、コレステロールの沈着を防止し、血管の老化を防ぎ、心臓の負担を軽くする。
・赤血球の顕著な産生作用があり、鉄分やビタミンB12と協力して貧血を改善し、心臓の負担を軽くする。
・新陳代謝を促進し、細胞への酸素供給を促進するので、心筋の活動を円滑にする。
・ストレスに対して根本的に抵抗力を高めるため、精神を安定させ、心臓の負担を軽くする。
・自律神経のはたらきを整え、心臓病の予防と治療に効果的に作用する。
・糖尿病や腎臓病の改善に有効に作用し、心臓病に対する悪影響を軽減する。

このように高麗人参は、心臓病に直接的だけでなく間接的にも総合的に作用します。他の心臓治療薬と併用しても全く副作用がなく、むしろ相乗効果を発揮するとされています。
ストレスに弱いことを心臓が弱いといいますが、まさにその通りで、高麗人参を飲んで心臓を強くして、ストレスに強くなりましょう。逆もまた真なりです。