文字サイズ

  • 標準
  • 拡大

冷た~い手足!大和撫子の8割が冷え性、高麗人参で熱くなれ!

高麗人参

大和撫子の8割が冷え性?

夏でもひざ掛けが必要なあなたは冷え性ですか。この質問が愚問と思えるくらい冷房の効いたオフィスで働く女性のほとんどはひざ掛けを用意しています。当たり前の光景ですね。中には靴下を2枚はいている方も見られます。

冬になれば足元にヒーターや足温器など置くことも珍しくありません。日本女性の8割は冷え性といわれています。西洋医学には冷え性という病名がありません。これは西洋人には冷え性がいないからです。

冷え性は万病のもと、お肌の大敵

こんなにもありふれた症状ですが、寝込むほどでもないし、医者に診てもらうほどでもないと、あきらめている人がほとんどです。

しかし、冷えは万病のもとといわれ、月経不順、不妊症、更年期障害、皮膚炎、関節リウマチ、腰痛、肩こり、泌尿器系疾患、下痢、不眠、肌荒れなどさまざまな体調不良を引き起こす原因になります。重大な病気になる前のいわゆる漢方でいう「未病」のうちに冷え性を改善しましょう。

冷え性かどうかのチェック法

自分が冷え性かどうか確認するには、三陰交(さんいんこう)を押して痛みを感じれば、間違いなく冷え性です。三陰交は足の内くるぶしから手の指幅3本分ひざに近いところのツボです。痛ければ痛いほど冷え性もひどいといえます。

冷え性に似たものに低体温がありますが、深部体温が36℃以上あるにもかかわらず手足に冷えを感じる場合、低体温ではなく冷え性です。36℃未満の方は低体温ですので、こちら「35.9℃だって!低体温は万病のもと、高麗人参で熱くなれ!」を参考にしてください。

冷え性のメカニズムと4つの原因と対策

メカニズムはいたってシンプルです。冷え性は手足の末しょう血管への血液の巡りが悪いことが原因です。血液の巡りが悪いと温かい血液によって運ばれる熱量が不足します。また、燃焼炉である筋肉へ燃料の糖を十分に送ることができなくなり、温度が低下し冷えを感じるようになります。

冷え性に対する英語を調べると、sensitivity to cold (weblio辞書より)や poor circulation (goo辞書より)が見つかります。西洋医学には冷え性という病気はありませんが、英訳はなかなか的を得ています。

とくにgoo辞書の翻訳にbloodを加えると「poor blood circulation 」となり、まさに冷え性が血液の巡りが良くないということを言い当てています。

きつい下着

若い女性は、スタイルを重視してきつい下着を身に着けますが、これによる締め付けによって末しょう血管が締め付けられ血流が阻害されます。また、冷えるからといって靴下を2枚重ねて履くことも、血管を締め付け血流の巡りを悪化させることになります。

スタイル(体型)は下着で作るものではなく、ストレッチやエクササイズ、さらに筋トレなどの運動で作り上げるものです。血管をきつい下着から開放してあげましょう。

貧血にドロドロ血

貧血の人は、血液に十分な酸素が含まれていないため、糖の燃焼に必要な酸素を筋肉に送ることができません。また高脂血症によるドロドロ血では髪の毛の10分の1という非常に細い末しょう血管を流れることができません。

貧血と高脂血症に対する高麗人参の大きな改善効果については、すでに載せておりますのでご覧いただければ幸せです。

自律神経の過剰反応

体の中心部の温度である深部体温の適温は37℃です。消化酵素や免疫細胞が最も活発に働く温度です。外気温が低くなると、深部体温を維持するために、身体表面や手足などの末しょう部の血管を収縮し血流を抑えて、体の中心部の熱を逃がさないようにします。

これは寒さに対する正常な防衛反応で問題はありません。しかし、防衛反応が過剰になると末しょう血管が収縮し過ぎ、冷えを感じるようになります。

そして手足が冷たいからといって厚着ばかりしていると、自律神経が熱生成の指示を出さなくなってしまい悪循環になります。

自律神経を正常にするためには、薄着をし肌に季節の寒暖を感じさせることが大切です。寒暖によって自律神経を強くし末しょう血管の過剰な収縮を抑えましょう。

ストレス・喫煙

ストレスは交感神経を優位にし血管を収縮させます。一時的なら正常な反応ですが、慢性的にストレスを溜めていると末しょう血管の血流が悪くなり冷え性となります。同様にタバコも末しょう血管は収縮させますので、四六時中喫煙していると冷え性の原因となります。

ストレス溜めるな、タバコは吸うなといわれてもなかなかできないのが人間です。そんな方には血流促進作用のある高麗人参がオススメです。

高麗人参の冷え性に効く4つの作用

高麗人参の血流促進作用

中国では古来から高麗人参を強壮補血薬として、冷え性に素晴らしい効果があることが長い人体実験で知られています。松山赤十字病院の金子博士らは、その効果を科学的に実証を試みました。

金子博士は高麗人参を飲んだ人の脈拍数とそれに伴って起こる血管の脈波の大きさ、それに末しょう血管の抵抗度を調べる実験を行った結果、「高麗人参紅参は末しょう血管拡張作用と末しょう抵抗による血行改善作用があると推測される。」と報告しています。高麗人参を飲むことで、血管が開き血流が良くなるということで冷え性の改善が確認されました。

高麗人参の造血作用

高麗人参には骨髄細胞のDNA生成促進作用があり、赤血球の産生を促進します。良質の血液は多くの酸素を末しょう細胞に送り、糖の燃焼を高めます。

高麗人参の自律神経の正常化作用

高麗人参は、自律神経の混乱を正常にし、末しょう血管の異常収縮を緩和し血液の巡りを良くします。

高麗人参の抗ストレス作用

高麗人参は、抗ストレス作用によりストレスに対する抵抗力を高め、末しょう血管を拡張し冷え性を改善します。

日本女性の多くが悩む冷え性ですが、高麗人参で冷え性を治すことで不妊症の改善に大きな成果があったことが報告されています。
近畿大学東洋医学研究所の久保道徳博士は、冷え性で不妊症に悩む女性に、高麗人参で冷え性を治すことをとくにすすめています。子宮、卵巣が冷えきっていては妊娠しないのは当然のことであるとし、高麗人参を飲むことによって、血液の循環が改善され、全身に酸素が行きわたり、自律神経や、ホルモンのバランスもよくなるため、めでたく子宝に恵まれた例がたくさんあると述べています。