脳血管疾患は、日本人の死亡原因の第4位で、9%の人が亡くなられています。脳血管疾患には、血管が破裂する脳出血(脳溢血)と血管が血栓で詰まる脳梗塞に大別できます。いずれも脳に酸素が送られなくなり、脳が機能しなくなります。
たとえ一命を取り留めたとしても、半身不随など深刻な後遺症が残る場合が多くあります。半身不随ではやはり何かと不便で、長寿を十分に楽しむことはできません。順位が4位だといっても侮れません。
最近では高齢者だけでなく40代の若い人にも増えていますので、中高年の方はすぐにでも予防策を実行に移す必要があります。
高麗人参は血小板の凝集を防ぎ、血栓を溶かす!
脳出血は脳に張り巡らされた細い血管が破れて出血するものです。出血すると血液中の血小板が凝集し血液を固めて出血を止めます。同時に血液の流れも止めてしまいます。そのため脳に酸素が送られる脳細胞が死んでしまいます。高麗人参には、血小板の凝集を妨げ、溶かす作用がありますので、脳出血の治療と予防の両方で効果があります。
一方、脳梗塞には脳の血管内で血栓が生じ閉塞する脳血栓症と、心臓の中の血栓が脳まで運ばれてきてそこで血管を閉塞させる脳梗塞症の二種類があります。血栓はさまざまな原因でできます。高脂血症、糖尿病、肝臓病や腎臓病など慢性的疾病、腸内細菌がつくる内毒素、ウイルスなどはじめストレスでも血栓はできます。脳はグリコーゲンのようなエネルギーを蓄えることができないので、常にブドウ糖(グルコース)と酸素が供給されなければなりません。血管が閉塞し血液が途絶えると、5分で脳神経細胞は死んでしまいます。
紅参には強力な血管拡張作用と血小板凝集抑制作用がある
高麗人参の有効成分のサポニンには血栓など繊維性の異物を溶かす作用があり、脳血管中にできた血栓を溶かしてくれます。人参の服用が動脈硬化や血栓を溶かすの有効であることはよく研究され、その成分も明らかにされています。
即効性を期待することはできませんが、血栓や血小板の凝集が溶けるまで気長に服用すれば必ず開放に向かいます。脳血管疾患で倒れた後、高麗人参を飲み続けて社会復帰した実例がたくさんあります。
高麗人参には末梢循環改善作用があり、紅参を服用すると、手足が暖まり皮膚の温度が上昇します。紅参の強力な血管拡張、血小板凝集抑制作用があることは広く知られています。
脳血管疾患は、血栓のできる部位によって普段の生活に支障がありません。たくさん血栓ができた場合を多発性脳梗塞といいますが気づかない場合もあります。40代ですでに始まっているそうですので、大事に至らぬ前に予防のためにも服用をおすすめします。