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医薬品の中から、あなたに最適な高麗人参を選ぶ(ユンケル編)

高麗人参

高麗人参は、食品区分のものをお求めになるようおススメしていますが、現実的には、高麗人参を含んだモノには、医薬品のものもありますし、いわゆる健康食品もあります。

今回は、医薬品に使われているユンケルについて、選び方を紹介したいと思います。その前に、複雑な医薬品の分類について、解説します。ホントに複雑ですが、しばらくお付き合いをお願いします。

医薬品は、効き目ではなく危険性で分類されていることを知るべし!

コンビニやインターネットでも、薬が販売ができるように、市販薬の見直しがされました。規制緩和の一つですね。その結果、医薬品は、副作用や複数の薬間の相互作用による危険性の度合いによって、下表のように分類されました。

医薬品の分類 概要
医療用医薬品 医師の処方箋が必要。重大な副作用を起こす危険性があるもの。
一般医薬品 要指導医薬品 医療用からスイッチされて間もないものおよび劇薬。
第一類医薬品 副作用、相互作用など安全性上、特に注意を要するもの。
第二類医薬品 副作用、相互作用など安全性上、注意を要するもの。
第三類医薬品 副作用、相互作用など安全性上、多少の注意を要するもの。
医薬部外品 医薬部外品 効能成分を含むが作用が緩やかなもの。比較的安全性の高いもの。
指定医薬部外品 法改正により、医薬品から医薬部外品になったもの。

医療用医薬品は、効き目が良い反面、副作用の危険性が高いため医師の処方箋がないと、購入することができません。たとえば、男性向けED治療薬のバイアグラは、医療用医薬品に当たりますので、処方箋が必要ですし副作用も心配されます。ちなみに食品区分の高麗人参にもED回復作用がありますが、処方箋は不要で副作用もありません。

一般医薬品は、市販薬とか大衆薬とも呼ばれるもので、改正により4種類に分類されました。
要指導医薬品・第一類医薬品
要指導医薬品は、医療用からの転用(スイッチ)されて間もないものや、取扱いに十分な注意を要するもの、いわゆる劇薬をいいます。

第一類医薬品は、副作用や薬の飲み合わせによる良くない相互作用が発生し、健康障害を生じるおそれがある、”特に注意”を要するものをいいます。たとえば、H2ブロッカーを含む胃薬や毛髪剤などがこれにあたります。大正薬品の発毛剤リアップは立派な第一類医薬品です。効き目も期待できそうですが、副作用もありますので”特に注意”をしましょう。

要指導医薬品と第一類医薬品は、薬剤師がいるお店でないと販売できません。しかも、薬はお客が勝手に手を触れないように、カウンターの後ろに置くことになっています。英語でいうと、Over The Counterとなりますが、一般医薬品のことを、OTC薬品ということがありますが、ここからきています。

第二類医薬品・第三類医薬品

第二類医薬品は、”注意”を要するもので、かぜ薬、解熱鎮痛剤、胃腸薬などです。
第三類医薬品は、”多少の注意”を要するもので、ビタミン剤や整腸剤がこれにあたります。

第二類および第三類医薬品については、薬剤師または登録販売者がいれば、販売可能です。登録販売者とは、薬剤師ほどではありませんが、薬の知識をもった専門家です。改正に伴って、新たにできた資格制度です。

コンビニで第二類・第三類医薬品を販売するためには、この資格者が必要となります。現在、この登録販売者の資格を持った人は少なく、その需要は高まっています。ぜひ、あなたも挑戦してみてはいかがでしょうか。

2014年6月の規制緩和で、第三類医薬品だけでなく、第一類、第二類医薬品もインターネットで販売が可能となりました。インターネット販売においても、薬剤師または登録販売者は、購入者と電話やメールで、事前確認や情報提供をすることが義務付けられています。

コンビニ、自動販売機でも買える指定医薬部外品

医薬部外品には医薬部外品と指定医薬部外品があります。

医薬部外品は、効能効果を生む成分が含まれていて、その作用が緩やかなものををいいます。例としては、薬用化粧品、育毛剤、殺虫剤などです。石鹸でも、薬用石鹸はここに分類されます。

指定医薬部外品は、2004年の医薬品の販売に関する規制緩和により、新たに設けられました。医薬品のうち人体に対して作用が緩やかなものが指定部外医薬品に移行されました。のど清涼剤(ドリンク剤)、ビタミン剤、健胃清涼剤などがこれにあたります。

指定医薬部外品は販売が自由で、コンビニや自動販売機での販売が可能となりました。
しかし、指定医薬部外品も医薬品であることに変わりはありません。

あなたにおススメのユンケルは、ズバリこれ!

ユンケルは疲労回復、滋養強壮の代名詞ともいえる医薬品です。ユンケルシリーズ全部で37種類の製品が発売されています。

医薬品分類も、第二類、第三類医薬品、指定医薬部外品のものもあります。疲労回復、滋養強壮に忘れてはならないのが高麗人参です。ユンケルには高麗人参を含んだモノが多く、高麗人参の観点から、貴方に最適なユンケルを選んでみたいと思います。

商品名 分類 人参量(mg) 価格(円) 人参種類 mg/百円
ユンケルスター 第2類医薬品 1,500 3,884 コウジン流エキス 38.6
ユンケルファンティ 第2類医薬品 1,500 2,913 ニンジン流エキス 51.5
ユンケル黄帝ゴールド 第2類医薬品 1,000 1,166 ニンジン流エキス 85.8
ユンケル黄帝40 第2類医薬品 600 971 ニンジン流エキス 61.8
ユンケル黄帝L 第2類医薬品 600 800 ニンジン流エキス 75.0
ユンケルD 第2類医薬品 100 1,457 ニンジン流エキス 6.9
ユンケル黄帝D 第2類医薬品 100 1,500 ニンジン流エキス 6.7
ユンケルロイヤルV2 指定医薬部外品 1,000 600 ニンジン流エキス 166.7
ユンケルローヤルF 指定医薬部外品 600 1,429 コウジン流エキス 42.0
ユンケルジュニア 指定医薬部外品 400 292 ニンジン流エキス 137.0
ユンケルローヤルD2 指定医薬部外品 1,000 953 ニンジン流エキス 104.9

選択基準は、6年根紅参で信頼できるルートで!

残念ながら、6年根かどうかは成分表には書いてありません。紅参(コウジン)を使用しているのは、ユンケルスターとユンケルローヤルFです。いずれも佐藤製薬で信頼のおける会社です。

コストパフォーマンスは100円当たりの人参量で見ました。指定医薬部外品のほうがコスパが良いことがわかります。

明日が勝負のあなたに!

お疲れ度100%で、明日重要なイベントがあるあなたは、少々お高いが紅参1500mgの「ユンケルスター」を飲むべし!

サポニンが豊富な紅参が、ユンケルシリーズ最大の1500mgも入っており、高麗人参と他の生薬との相乗効果で、医薬品ならではの即効性が、貴方の疲れも吹き飛ばし、明日へ万全の体調に持っていくこと間違いありません。ただし、イベント後ぐったりしないように注意!

一週間後に勝負のあなたに!

一週間後の大事なイベントに向けて、体調を整え、やる気をピークに持っていきたいあなた、コスパに優れた「ユンケルローヤルV2」を毎日飲もう!

紅参ではありませんが、人参エキスが値段の割に多く入っていて、コストパフォーマンスに優れています。毎日600円で、1000mgの高麗人参を摂取できます。一週間後には、高麗人参によって、精神面、体力面ともに、最高の状態になっていると思います。指定医薬部外品なので、副作用の心配もありません。

手軽に試してみたいあなたに!

手軽に高麗人参の効能を試してみたいあなた、「ユンケルジュニア」をしばらく飲んでみよう!

ジュニア用といっても、400mgも高麗人参を含んでいます。値段も300円程度ですので、しばらく飲んでみるのはいかがでしょうか。指定医薬部外品でもあるし、ジュニア用ですので安心して飲めます。

今回は、高麗人参の内容は、少なくなりましたが、高麗人参を選ぶにあたり、医薬品分類についても知っておいていただきたいと思い解説しました。医薬品だから確かな効き目を期待しますが、それ以上に副作用があることを忘れないでください。高麗人参には、副作用がないので、急を要さない限りわざわざ医薬品の高麗人参を求める必要は無いように思います。